◇ エージェント(公認代理人)とは
野球やサッカーなどのメジャースポーツの世界では選手の移籍やスポンサー収入
などで多額なお金が動くようになっており、近年スポーツビジネスというジャンルを
生み出しています。
こうしたプロのスポーツ選手に関わるお金の問題や法律の問題を選手に代わって
一手に引き受けて、チームやスポンサーと交渉するのがエージェントの仕事です。
◇ エージェント(公認代理人)の収入と業界事情
日本においてエージェントの仕事というのは最近になってようやく知られてきたもの
といえますが、本場のアメリカやヨーロッパに比べるとまだまだエージェントの存在
は市民権を得ているとはいえません。
エージェントの給料は選手とエージェントとの間で決めることになりますが一般的に
選手の年棒の3〜5%となっており、優秀なエージェントほど何人もの選手と契約
しているという感じです。
アメリカではエージェント業務はビジネスのひとつとして確立されているので、大手
のエージェント企業から中小のエージェント事務所まで、数多くの代理人業務を行う
法人があります。
◇ エージェント(公認代理人)として成功するには
エージェントの仕事というのは、球団やチームとの交渉ばかりが注目されていますが、
実際は担当する選手がプレーに集中出来るように雑用でもなんでもこなさなければ
ならないということが多く、公共料金の支払いからホテルの手配や日常生活の各種
手続きなどもこなすことがあります。
もちろん球団やチームとの交渉のためにプロスポーツの専門的知識は欠かせないうえ
選手のファイナンシャルマネジメントができる必要があります。
本場の海外でエージェントをやろうと思うのであれば交渉が出来るだけの語学力が
あることはもちろん、心理的な駆け引きに通じている必要はあるし、できれば大学で
法学部か経済学部、経営学部を卒業していることが条件として挙げられます。
アメリカの大学では、エージェントに必要なスポーツビジネスを専門的に学ぶことが
できます。サッカーの世界では親兄弟がエージェントになるケースが多いです。
◇ エージェント(公認代理人)になるには
日本のプロ野球の場合は、弁護士の資格があり、選手会に登録することが認められ
れば、選手会公認の代理人になることができます。
日本サッカー協会公認のエージェントとなるためには、日本サッカー協会が行っている
「選手エージェント試験」に合格する必要がありますが非常に狭き門として有名です。
エージェントになる近道としては現在、エージェントとして活躍しているを人に弟子入り
するか、エージェント企業に就職して、業務を学び、人脈を広げることでしょう。