◇ 学校の先生(中学・高校)
中学・高校の先生は共に、小学校の先生とは異なり、担当する各教科を専門的
に教えるため、専門家としての学識や指導力が求められます。
普通教科として教えるものは、中学・高校共に同じですが義務教育後の高校
は中学校に比べると一つの学級の生徒数も多く、教科の専門化も進んでいる
ことが違うことが挙げられます。
◇ 中学・高校の先生の収入と業界事情
中学・高校の先生の職場は国立、公立、私立の学校であるが、国立の学校で
働くなら国家公務員、公立なら地方公務員となります。
教員の男女比を見てみると、小学校では6:4で女性教員のほうが多いのですが
中学、高校になると男性教員の方が6:4、7:3と多くなっています。
なお、高校といっても様々な種類があり、全日制、定時制という違いのほかにも
普通教科を中心に学ぶ普通高校と専門教科を中心に学ぶ専門高校、自分なり
の学習計画で学ぶ総合高校あるいは単位制高校とあります。
また、小・中学校に比べ、学習や部活動などの面で学校による取り組みや校風
の違いが大きく、出るのも高校だけにみられる特徴といえるでしょう。
中学・高校の先生は学校行事などがなければ、土曜、日曜、祝日が休みになり
ますが、夏休み、冬休み、春休みは研修があるため休暇とはいきません。
(私立の学校では土曜日が登校日であるところもあります。)
初任給は23万ぐらいで平均年収は600〜700万となかなかの高収入です。
◇ 中学・高校の先生として成功するには
担当する教科についての専門的な知識や技能といったことから一般的な教養、
生徒に対する愛情や指導への熱意が重要であるとはよくいわれます。
中学生、高校生は思春期の肉体的にも精神的にも変化の激しい時期であり、
個性が明確になってくる分、繊細な部分が出てくるため風紀面や精神面での
指導が難しくなります。
また、いじめや不登校、非行などの問題が顕在化する時期でもあるため真剣に
生徒に向き合い取り組む姿勢が求められます。
◇ 中学・高校の先生になるには
中学・高校の先生ともに大学で教職課程を履修して教員免許を取得しますが
各教科ごとの免許状であることが特徴です。
教員免許を取得した後で、都道府県や指定都市の教育委員会が実施する教員
採用試験、もしくは私立学校の教員採用試験に合格する必要があり、教員採用
試験も各教科単位に行われます。
公立の教員採用試験に合格すると採用候補名簿に登録され、現職の教師の
欠員が出れば随時名簿から教師をあてがいますが、少ない欠員数に希望者
が殺到している状態なので現在教師になるのは至難の業といわれています。